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2025/12/06
第11章:色を選ぶという、ひとつの物語り
~棕櫚のそばの乙女より~
作品をつくるとき、最初からカタチが浮かぶときもあれば、ふと“色”だけが先にやってくるときもあります。
今、向き合っているのは、マリー・ローランサン《棕櫚のそばの乙女》から届いた静かなインスピレーション。
画面の背景にひっそりと溶け込む“グリーン”
乙女の表情と細い手をかたどる儚く澄んだ“ホワイト”
この2つの対比をgris-grisのカタチにしたいなと思いました。

素材選びで自然と手が伸びたのは、ゆっくり時を重ねたジャパンヴィンテージの貝パール。
*貝パールとは、本真珠を模して作られたフェイクパールの1種。養殖真珠と同じ天然貝核を原玉に用いているため自然な重みがあります。
職人の手作業による日本製は、ヴィンテージのコスチュームジュエリーにガラスパールと共に世界中の作家から愛され使われている。
現在は安価な中国製が出回り、後継者難等で日本製が少なくなっています。
価格的な価値こそ本真珠に及びませんが、品質やコストパフォーマンスにおいて引けをとりません。汗、皮質に強いという利点もあります。
うっすらピンクを含む奥ゆかしくも芯のあるホワイトの輝き。
その横には、カットが美しいエバーグリーンのガラスビーズ。
静かない気遣いのように輪郭を整えてくれる、そんな頼もしさを秘めた色。
粒のサイズを変えてリズムをつくり、絵の中の“呼吸”のような揺らぎを意識しながら少しずつ作品のカタチが見えて来る。
乙女の視線の先には何があるのだろう?
どんな想いで、少し遠くを見つめているのだろう?
そんなことを考えながら、ブローチ・イヤリング・ネックレスのパリュールとして、ひとつの物語りを組み立てています。
同じホワイト×グリーンでも、色調のわずかな違いで残る余韻は大きく変わります。
色を選ぶことは、私にとって“作品を語ること”に近い大切で楽しい工程です。
展示会まで、あとわずか。
このホワイトとグリーンシリーズも、ようやく皆さまにお披露目できるところまで来ました。
当日、ゆっくり手に取っていただけたら、とても嬉しいです。
あなた:
チャット の発言:enjoy life!想いをカタチに‼
enjoy life ! 想いをカタチに‼
人生は自分で創る物語り。
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【わたしのコスチュームジュエリー物語り展Vol.6】
テーマ:Marie Laurencinー静けさの中の意志ー
出展:gris-gris c.jewelry
白川晴美
日程:12月10日(水)~16日(火)
11:00~17:00
会場:VIVI AN サロン
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大阪市阿倍野区のカルチャースクール VIVI・AN (ヴィヴィ・アン)
住所
〒545-0053 大阪府大阪市阿倍野区松崎町3-15-14
ジョイテル阿倍野303
最寄駅
・JR「天王寺」駅東口より徒歩7分
・地下鉄谷町線「阿倍野橋」駅3番出口より徒歩5分
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