ビジューサロン,シルバーアクセサリーサロン
2021/08/12
いつからアクセサリーを身に着けるようになったのか。
人間は、いつからアクセサリーを身に着けるようになったのだろう?

普段、アクセサリーと呼んでいますが、広くは装身具の1つをアクセサリーと呼びます。

身を飾る道具としての装身具を表現する言葉は多くあり、これはまた別の話し。のちの機会に綴ります。

考古学上の遺跡から発掘される、日常生活に必要な諸々の中で装身具は武器よりも多いそうです。

身を守る道具より、身を飾る道具が多いとは少し意外な印象です。

人類の発生と共に人は我が身を飾る行為をしていたようです。

私たちの祖先が、どうして装身具を身に着け飾ることを続けてきたのだろう?


装身具の起源には諸説あります。

1 呪術起源説

太古の昔の生活は、想像以上に未知にあふれていたことでしょう。

夜の闇、襲ってくる動物、病気、嵐、地震等の自然災害の驚異。

こうした未知の恐怖から身を守るために、色々な物を身に着け始める。

呪術、魔術に関連した魔除け、お守りが、変化したものが装身具だという説。

物で飾るより前は、樹液や泥などで身体に直接描いて装飾していたから、アクセサリーの起源はペイントなのかもしれません。


2 自己異化説

自分を他の人間と違うように見せるために、身の回りにある者を着けて差別化したという説。


3 自己同化節

自分が共に住む他人や集落の一員でとしての確証のために統一性の物を身に着けた説。


4 ホモルーデンス説

ホモルーデンスとは遊ぶ人の意。

人間が持つ単なる遊び心から手近にある物を自分の身に着けてみた。

飾りがないよりは、あるほうが楽しいという特に考えのない説。

遺跡には用途不明の飾りを施した実用品が多くある。


どの説も現代人がアクセサリーを身に着ける理由と同じです。

そういえば、小さい頃、レンゲソウやシロツメクサを夢中で編んだ髪飾りや首飾りは大切な宝物でした。

充分大人になった今、VIVI AN「ビジューサロン」と「シルバーアクセサリーサロン」で、様々な技法と素材を使い装身具を皆様と共に夢中で作っています。

それぞれアクセサリーを作る目的は、どの説を取り入れているのでしょう。

私は、混合説。



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